旧加賀谷邸

グループ情報と取り組み
歴史と未来をつなぐ、 犀北館グループの挑戦

犀北館グループの紹介

1890年 に西洋風旅館として創業し、国内外から数多くの要人を迎えてきた
「THE SAIHOKUKAN HOTEL」。伝統的なホテルとしてのホスピタリティにとどまらない、その先進的な姿勢から多くの文化人、文豪、芸術家に親しまれ、行幸啓・行啓を賜り、長野の迎賓館としての役割を果たしてきました。
ホテルという枠に囚われることなく、顧客や地域のために「変わらず求められる存在」であり続けるために、伝統と格式を重んじながらも、時代の変化に合わせて新風を取り入れ、進化し続けています。そして創業から135年を迎えようとしている今、全国の特徴ある宿泊施設を仲間に迎え入れ、新たな事業を展開しています。
長野ホテル犀北館という歴史を地域とともに繋いできた実績から、長野県旧県庁舎の移築・利活用プロジェクトを皮切りに、長野エリアに留まらない日本各地の地域資源および、歴史的価値のある施設の再生・企画・運営にも積極的に取り組んでいます。

犀北館グループの紹介

歴史的建築再生への
取り組みと意義

犀北館グループは、これまで「長野の迎賓館」として地域とともに歩み、歴史を紡いできました。1890年に西洋風旅館として誕生した当社は、長野の地において長年にわたり、土地の文化や人のつながりを大切にしながら、ホテルという枠を超えた価値を提供してきました。
そして今、私たちは“地域の文化を後世に繋ぐ”という使命を胸に、長野だけでなく各地に根ざした新たな挑戦を始めています。その一つが、鎌倉市における景観重要建築物である「旧加賀谷邸」の再生プロジェクトです。

観光地として知られる鎌倉の中でも、住宅地化が進み、かつての“古都の風情”を感じることが難しくなっている現状のなかで、歴史的建造物を保存・活用することには大きな意味があります。旧加賀谷邸の再生は、単なる観光資源の創出にとどまらず、地域の文化的蓄積を目に見えるかたちで継承し、未来へとつなぐ取り組みです。犀北館グループは今後も、歴史的建物の保全や街並みの再生を通じて、地域に新たな価値とにぎわいを生み出す活動に取り組んでまいります。これまで築いてきたホスピタリティの精神を軸に、地域文化に寄り添いながら、次の100年に受け継がれる風景をつくっていくこと。それが私たちの果たすべき役割であり、未来への責任だと考えています。

江ノ島電鉄「長谷駅」より徒歩6分
JR横須賀線・湘南新宿ライン
「鎌倉駅」より徒歩約21分